【動画アリ】 産婦人科・4D超音波画像: 若い胎児の方が子宮の中で頻繁にあくびをしている!!
2012年 11月 28日
週齢の若い胎児のほうが子宮の中で頻繁にあくびをしていることが判明!!
あくびは脳の発達に関連があるらしい!?
産婦人科で行われる4Dエコー(超音波)検査で、胎児があくびをする様子を見て感激した、という経験を持つ妊婦さんはたくさんいるだろう。4Dエコーとは、3D超音波画像に時間軸を加えたもので、お腹の中の赤ちゃんが動く様子を立体的に動画で見ることができる技術だ。
私たちが「あくび」だと思っている胎児の動きは本当にあくびなのか? そうだとすればなぜあくびをするのか?
「あの動きは単なる口の開け閉めだ」と主張する学者もいるが、英国ダラム大学の研究チームが15人の妊婦を対象に、胎児の様子を継続的に4Dエコーで撮影したところ(出産までに合計4回、最終撮影は36週目)、ゆっくりと大きく口を開けて、ぱくっと素早く閉じる動きが確認された。これはまさしく「あくび」の動きだ。胎児の週齢が若いほうが頻繁にあくびをしており、平均すると1時間に6回している計算になるという。男女の差はないそうだ。
あくびをする理由はまだよくわかっていないが、脳の温度調整のため、あるいは産まれてから食物を摂取するために必要なあごの力を鍛えるためではないかと考えられている。また、あごを動かすことは、その動きを司る脳の領域を発達させる助けにもなる。あくびが脳の発達を示しているのだとすれば、胎児が正常に成長しているかどうかを判断する指標にもなり得ると、ダラム大学の主任研究者Nadja Reissland博士は述べている。
source:irorio2012.11.23
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